ドイツ、ブルネイからの旅行者755名にワクチントラベルパスを配布

　シンガポール民間航空局（CAAS）は、9月2日（木）、ドイツから735名、ブルネイ・ダルサラームから20名の合計755名が、申請初日にシンガポールに来るためのワクチントラベルパス（VTP）を取得したと発表した。
 
　 水曜日の午後11時59分現在、ドイツ向けに発行されたパスのうち、301枚は短期滞在者向け、434枚は長期滞在者向けのパス。ブルネイについては、短期滞在者に18枚、長期滞在者に2枚のパスが発行された。これらのパスは、9月8日（水）～10月7日（木）までの旅行に使用される。
 
　ワクチントラベルパス（VTP）の申請は、9月1日（水）から開始されており、Vaccinated Travel Lanes (VTL)では、ドイツまたはブルネイから出発するワクチン接種済みの旅行者は、9月8日から滞在許可証を出さずにシンガポールに入国することができる。ワクチン接種済みのシンガポール人およびシンガポール永住権保持者は、シンガポール入国のためのパスを申請する必要もない。詳しくは、こちら。
 
　CAASによると、ドイツとブルネイ・ダルサラームからの初便は、それぞれ9月8日（水）と9月9日（木）、シンガポールに到着する予定という。
 
　CAASのハン・コク・ファン事務局長は、予防接種付き渡航レーンの導入は「慎重なスタート。これによって、経験を積み、自信をつけて、慎重かつ段階的に国境を再開し、世界とのつながりを取り戻すことができる。」と述べた。
 
　Vaccinated Travel Lanes (VTL)では、旅行の目的に制限がなく、管理された旅程やスポンサーを必要としないことであり、利用するすべての旅行者は、出発国またはシンガポールで完全な予防接種を受けていることなど、旅行条件を厳密に遵守する必要がある。