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経済

2021年7月20日

20年の平均月収、9%低下の2933リンギ

マレーシア統計局が発表した賃金統計によると、2020年の給与所得者の平均月収は2,933リンギ(約7万7,000円)で、前年から9.0%低下した。新型コロナウイルス流行で経済が冷え込んだ影響で、18年の水準を下回った。中央値は2062リンギで15.6%低下。17年の水準を下回った。
 
 都市部では平均値が9.2%低下の3,089リンギ、中央値が11.6%低下の2,268リンギ。地方では平均値が6.0%低下の2,086リンギ、中央値が14.1%低下の1,340リンギだった。
 
 学歴別にみると、大学・職業訓練校以上の月収は平均値が10.2%低下の4,171リンギ、中央値が10.3%低下の3,499リンギだった。中学・高校卒は平均値が10.4%低下の2,125リンギ、中央値が16.6%低下の1,630リンギ。小卒は平均値が19.3%低下の1,556リンギ、中央値が18.3%低下の1,274リンギだった。教育を受けていない給与所得者の月収は平均値が10.0%低下の1,447リンギ、中央値が13.9%低下の1,237リンギとなっている。
 
 20年の給与所得者は940万人で、前年から2.1%増加したものの、伸び率は低下した。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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