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経済

2021年5月10日

製造業景況感、2期連続でプラス

 シンガポール経済開発庁(EDB)が発表した2021年4〜9月期の製造業景況感指数は、プラス38%だった。プラスとなるのは2期連続で、1〜6月期(プラス32%)からプラス幅が拡大。世界経済の回復や、新型コロナウイルスワクチンの普及に対する期待が高まった。
 
 指数は業況が「改善する」と回答した企業の割合から「悪化する」と回答した割合を引いたもの。21年3〜4月に製造業415社を対象として調査を実施し、回答率は93%だった。
 
 6業種すべてがプラスとなった。特に半導体(プラス78%)を含む電子(プラス66%)の伸びが大きく、これにバイオ医療(プラス32%)が続いた。

サービス業はプラス11%


 シンガポール統計局が発表した21年4〜9月期のサービス業景況感指数はプラス11%となり、製造業と同じく2期連続のプラスとなった。業種別では11業種のうち9業種でプラス。情報・通信(プラス23%)のプラス幅が最も大きかった。一方、外国人観光客の入国が制限される中、宿泊(マイナス20%)は引き続き大幅なマイナスだった。
 
 指数は製造業と同様に業況が「改善する」と回答した割合から「悪化する」と回答した割合を引いたもの。調査は21年3〜4月にサービス業の約1,500社を対象として行われた。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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