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経済

2021年3月10日

ペナンへの製造業投資、20年は16%減

 ペナン州政府によると、2020年に認可された州内の製造業投資案件は前年と同数の166件に上り、投資認可額は前年比16.3%減の141億1,300万リンギ(約3,740億円)だった。新型コロナウイルス流行の影響で落ち込んだものの、前年に次ぐ過去2番目の大きさだった。全体の雇用創出は1万3,268人が見込まれる。
 
 国内直接投資(DDI)が1.9倍の35億6,280万リンギに拡大する一方、外国直接投資(FDI)が29.7%減の105億5,020万リンギと振るわなかった。FDIの大型事業では、糖尿病患者向けの持続血糖測定器(CGM)で世界最大手の米デクスコムや、半導体関連機器メーカーの米ウルトラ・クリーン・ホールディングス(UCT)の工場設置などがあった。
 
 業種別では、州政府が力を入れている電気・電子や機械・設備、科学・測定器(医療機器を含む)などへの投資が多く、これら3業種で全体の9割を占めた。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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