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社会

2021年2月23日

高齢者へのワクチン接種始まる、60~69歳の住民は3月末から

 当局は70歳かそれ以上の住民に対する新型ウイルスのワクチン接種を2月22日、開始した。接種会場は56カ所あり、診療所以外では14カ所に臨時のワクチンセンターが設けられた。
 
 高齢者に対する試験接種は1月下旬、アンモキオとタンジョン・パガーで行われ、5,000人余りが接種を受けた。
 
 ワクチンセンターでの接種は午前9時から午後5時までだが、午前8時~午後10時にいずれ移行する。1日に接種可能な人の数は2,000人。
 
 70歳以上の高齢者に対する接種は3月中旬には終わる予定。60~69歳の住民に対する接種は3月下旬に開始される。
 
 保健当局は、免疫系に障害のある人、過敏症、アレルギー反応の強い人、がんを治療中の人、抗凝血治療・投薬を受けている人には接種を勧告していない。
 
 当局は、高血圧、高コレステロール、糖尿病など慢性病を抱える人は新型ウイルスに感染すると生命が脅威にさらされるとして、接種を奨励している。接種対象の住民には案内書が当局から届く。
 
 今月18日の時点で25万人が1回目の接種を受けており、うち11万人が2回目の接種を済ませた。

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