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社会

2021年2月22日

コロナウイルス対策の安全措置違反の罰金、8600件

 シンガポール持続可能性・環境省によると、昨年4月から12月にかけ、コロナウイルス感染防止で政府が定めた規則に違反したため罰金を命じられた事案は8,600件で、罰金額は計250万Sドル(約2億円)余りだった。
 
 他人との距離確保などセーフ・ディスタンシングあるいは会社向け安全管理対策の違反に対する罰金が6,900件、約200万Sドル(約1億6,000万円)。マスク不着用に対する罰金が1,700件、51万Sドル(約4,000万円)だった。会社向け安全管理対策には、シフト体制の整備、社員・訪問者の健康記録の取得が含まれる。
 
 違反最多は許容限度を超える数での集まりだった。違反2位は、飲食店、公営HDB住宅団地の運動場、公園、海岸における人同士の交流。
 
 同省は「Covid-19は重大な脅威であり、地域社会での感染再発はわれわれの生命に破壊的影響を与える」と警戒を緩めないよう求めた。
 
 現在施行中の措置は、自宅外でのマスク着用、家庭外での人の集まりは最多8人、訪問客受け入れは1日8人まで、など。
 
 人材省によると会社に対する立ち入り調査では280社に罰金を命じ、140社には職場での業務停止を命じた。
 
 国立美術館内のジェマ・ステーキハウスは異なる卓の客が交流したとの理由で20日間の営業停止を命じられた。客は飲食をしていない時もマスクを外していたという。

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