シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP12月の流通業売上高0.3%減、3カ月連続マイナス

経済

2021年2月10日

12月の流通業売上高0.3%減、3カ月連続マイナス

 マレーシア統計局が2月9日発表した2020年12月の流通業売上高は、前年同月比0.3%減の1,155億リンギ(約2兆9,900億円)だった。減少は3カ月連続。ただ、減少幅は前月(1.2%減)から縮小した。同月末で減免税措置が終了する予定だった自動車の販売が伸びた。
 
 売上高の内訳は、◆卸売り=0.6%減の553億リンギ◆小売り=2.0%減の468億リンギ◆自動車販売=7.4%増の134億リンギ――だった。自動車は、減免税終了前の駆け込み需要で前月(1.2%増)から伸びが加速した。ただ、12月末に政府は減免税措置の半年間延長を発表している。卸売りのマイナスは10カ月連続、小売りは3カ月連続。減少幅は共に前月から縮小した。
 
 12月の流通業販売量指数の上昇率(前年同月比)はマイナス0.7%。業態別では◆卸売り=マイナス0.02%◆小売り=マイナス2.9%◆自動車販売=プラス6.0%――だった。卸売りは10カ月連続のマイナスだが、前月から下げ幅が縮小。小売りは3カ月連続のマイナス、自動車は6カ月連続のプラスだった。

(提供:亜州ビジネスASEAN

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP12月の流通業売上高0.3%減、3カ月連続マイナス