20年の関税収入、目標を6.5％上回る

　マレーシア財務省によれば、2020年の関税収入は386億7,000万リンギ（約1兆円）で、目標の363億リンギ（約9,391億円）を6.5％上回った。国営ベルナマ通信が伝えた。
 
　マレーシア関税局（RMCD）は技術力の向上で通関の円滑化を図る一方、検査を強化。脱税や申告漏れの発見による20年の関税収入は53億8,000万リンギ（約1,392億円）で、前年の24億2,000万リンギ（約626億円）を122.3％上回った。
 
　一方、たばこ密輸入の摘発数は84.4％増の2,104件。7,479万リンギ（約19億3,500万円）相当を押収した。酒類の密輸入の摘発数は738件で、174万リットル、2,236万リンギ（約5億8,000万円）相当を押収した。

（提供：亜州ビジネスASEAN）