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経済

2021年1月14日

昨年のコンテナ取扱量は3,690万TEU、前年並み

 【シンガポール】海事・港湾庁(MPA)の13日の発表によると、シンガポール港における昨年のコンテナ取扱量は3,690万TEU(20フィートコンテナ換算)で、前年比わずか0.9%の減少だった。
 
 入港した船舶の総トン数は1.7%増の29億トン。船舶燃料販売量は5%増の4,980万トンだった。船荷取扱量は5.8%減の5億9,030万トンで、石油貨物量の減少が影響した。シンガポール籍の船の総トン数は9,500万トンで、2.4%減少した。
 
 シンガポールは、食料、医薬品など必須貨物の往来を妨げないため荷役業務を継続してきた。チー・ホンタット閣外上級相(運輸担当)は、空運と海運の接続などを通じ政府は引き続き海事産業を支援し、信頼できる海運ハブとしての地位を保持すると表明した。
 
 海運と空運を組み合わせた輸送では、インドネシア領バタム島で生産された電子部品が船でシンガポールに輸送され、そこから航空機を利用し、今月運用を開始した貨物急送ソリューションでほかの国に届けている。

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