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経済

2021年1月14日

20年の空港旅客数76%減、コロナで低迷

【マレーシア】空港運営会社マレーシア・エアポート(MAHB)の1月12日発表によると、2020年の国内空港の旅客数は前年比75.5%減の2575万6000人だった。新型コロナウイルス流行の影響で大きく減少。感染の再拡大で12月単月でも前年同月比89.3%減と低迷が続いている。
 
 1月は前年同月を上回ったものの、2月以降は2桁減が続き、4月には98.4%減を記録。その後は国内で一時的に感染が下火になり、国内線を中心に運航再開が進んだことで9月には79.5%減まで改善した。ただ、10月以降は感染の再拡大で90%前後の落ち込みが続いている。
 
 20年の内訳は、国際線が82.2%減の949万7,000人、国内線が68.7%減の1,625万9,000人。空港別では国際線の比率が高いクアラルンプール国際空港(KLIA)が78.9%減の1,315万6,000人、KLIA以外の地方空港が70.6%減の1,260万人だった。
 
 12月単月の全体の旅客数は106万8,000人。国際線は98.5%減の7万7,000人、国内線は79.5%減の99万1,000人だった。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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