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経済

2021年1月13日

11月の失業率4.8%、2ヵ月連続で上昇

【マレーシア】マレーシア統計局が1月11日発表した2020年11月の失業率は4.8%となり、前月から0.1ポイント上昇した。新型コロナウイルスの第1波流行と活動制限令(MCO)により1986年以降で最悪だった5月の5.3%からは下がっているものの、感染症の再流行に伴い首都圏で10月から「条件付き活動制限令(CMCO)」が施行された影響で再び上昇。前年同月比では1.6ポイント悪化している。
 
 失業者数は76万4,400人で、前月から2.2%増加。前年同月からは48.7%増えた。労働力人口は前年同月比0.8%増の1,596万人、就業者数は同0.8%減の1,520万人だった。労働参加率は68.4%で、前月から0.1ポイント、前年同月から0.4ポイントそれぞれ低下した。
 
 失業率は17年8月以降に3.3〜3.4%で推移し、19年10月に3.2%へ低下。その後は20年2月まで3.2〜3.3%で推移したが、新型コロナ禍で3月以降は高い水準にある。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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