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経済

2020年12月17日

飲料大手F&N、食品3社を6,000万リンギで買収

 タイ大手財閥TCCグループ傘下のマレーシア飲料大手フレイザー&ニーブ・ホールディングス(F&NHB)は、地場の食品3社を6,000万リンギ(約15億3,000万円)で買収すると発表した。国内で名の通る企業を買収することで、ブランド拡充を図る。
 
 買収したのは「ノナ」ブランドのちまきで知られるスリ・ノナ・インダストリーズとその系列会社1社のほか、オイスターソース製造のリー・シュン・ヒン(李順興)の3社。F&NHB傘下のアサナ・シトラが各社のオーナーから全株式を取得する。
 
 F&NHBには、シンガポールのフレイザー&ニーブ(F&N)が55.5%を出資。F&Nは、タイ酒造最大手タイ・ビバレッジのジャルーン・シリワタナパクディ会長が率いるTCCグループが2013年に買収している。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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