シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPAIのネクストビリオンが最高賞、スタートアップコンペで

経済

2020年12月10日

AIのネクストビリオンが最高賞、スタートアップコンペで

 貿易推進機関のエンタープライズ・シンガポール主催のスタートアップコンペ「スリングショット」で、マッピングなど人工知能(AI)を活用したソリューションを提供するシンガポール企業のネクストビリオン・ドットエーアイが最高賞に選ばれた。ゴーラブ・ブナ氏らグラブの元社員3人が創業した。
 
 コンペには159カ国から7,500社が応募した。最終選考に残った10社は9日、シンガポール・フィンテック・フェスティバル×シンガポール・イノベーション・テクノロジー週間のイベントで、商品・サービスの魅力をオンラインで審査員に訴えた。
 
 審査員にはフェイスブック共同創業者でBキャピタルのエドゥアルド・サベリン氏と、ショッピーを運営するSeaを創業したフォレスト・リー氏が含まれる。
 
 医療機器製造のジャイロギアが3位、サイバーセキュリティ―のキーレス・テクノロジーズが3位(いずれも英企業)だった。
 
 同日、ビジネス・タイムズとOCBC銀行共催の「エマージング企業賞」も発表された。起業、ビジネスイノベーションを奨励するための賞で、オレンジジュース自動販売機製造のフルーツ・ベンディングと、免疫療法のイミュノスケープが受賞した。食品リサイクルのラム・タクは持続可能性賞に選ばれた。

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