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経済

2020年12月9日

バー、パブの試験営業再開、参加はわずか3店

 シンガポールの歓楽街の営業再開に向けた試験的再開計画で、バー、パブ3店が営業再開を認められた。
 
 営業期間は2カ月。営業を認められたのはベルバー、バーキハル(喜春)、スキニーズラウンジで、シンガ・ナイトライフ・ビジネス協会が推薦した6店のうちから選ばれた。計画を管理する通産省と内務省は最多10店の営業再開を認める方針だった。3店になったことについて通産省は「試験実施には十分な数だ」とコメントした。
 
 ベルバーは8日に営業を再開。ウイスキーバーの喜春とスキニーズラウンジは9日の再開。試験営業期間中、店および客はウイルス感染防止のための安全確保措置(SMM)を順守しなければならない。違反の場合は営業停止で、経営者には最高1万Sドル(約78万円)の罰金か最長6カ月の禁錮、またはその両方が科せられる。
 
 ベルバー、バーキハルとも心配は客足で、ベルバーの客の8割は外国からの出張者。営業も午後10時半までの制限があり、午前3時まで営業していたベルバーは半分の時間での営業となる。
 
 喜春オーナーのみぞうち・じゅんこ氏は「営業を再開できることが重要だ」とコメントした。カラオケ店、ナイトクラブの試験営業再開は1月の予定。

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