シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP1人当たり労働生産性、第3四半期は2.2%低下

経済

2020年11月27日

1人当たり労働生産性、第3四半期は2.2%低下

 マレーシア統計局の発表によると、2020年第3四半期の労働者1人当たりの労働生産性は前年同期比で2.2%低下した。落ち込みが続いているものの、前四半期(16.0%低下)からは大きく改善。新型コロナウイルス対策の活動制限が緩和され、経済成長率の下落幅が縮小したことで上向いた。労働者数は1.1%増加した。
 
 産業別の1人当たり労働生産性は、製造業が3.6%上昇と、2四半期ぶりのプラス。サービス業は3.9%低下で、前四半期(15.7%低下)からは改善した。建設業も改善したものの、10.2%低下と2桁のマイナスが続いている。
 
 一方、労働1時間当たりの労働生産性は、前年同期比で0.1%上昇。新型コロナの影響による労働時間の短縮が上昇の要因。厳格な活動制限が敷かれていた前四半期(15.5%上昇)からは伸びが減速した。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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