シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP土木工事アネカ、同業2社とフィリピン進出

経済

2020年11月27日

土木工事アネカ、同業2社とフィリピン進出

 土木工事のアネカ・ジャリンガンは11月24日、地場同業のサンウエー・ジオテクニックス(SGSB)とペルタマ・クレーン・アンド・エンジニアリング(PCE)とともに、フィリピンで合弁会社を設立したと発表した。道路工事の受注を目指す。
 
 合弁会社の名称はサンウエー・アネカ・ペルタマ・ジオテクニックス(SAPGeo)で、資本金は1,000万ペソ(約2,170万円)。SGSBが43%、アネカが42%、ペルタマが15%を出資する。
 
 ニュー・ストレーツ・タイムズによれば、アネカ・ジャリンガン・ホールディングスのパン・テ・フイ最高経営責任者(CEO)は合弁設立について、成長速度が速い海外市場に進出する戦略の一環と説明。マニラ首都圏では交通渋滞緩和に向けて多くの道路工事が計画されており、受注を狙えるとしている。
 
 アネカはマレーシアとインドネシアで実績を積んでおり、フィリピンとシンガポールに横展開したい考え。シンガポールでは来年第1四半期に入札へ参加する計画としている。

(提供:亜州ビジネスASEAN

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP土木工事アネカ、同業2社とフィリピン進出