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政治

2020年11月10日

歓楽街の営業規則の詳細発表、マーケット利用規制は緩和

 シンガポール政府は9日、12月または来年1月から試験的に営業再開を認めるナイトクラブなど歓楽街ビジネスが守るべき規則の詳細を発表した。またシンガポール環境庁は別個の声明で、住宅団地にあるマーケットの入場規則を緩和したと発表した。
 
 歓楽施設の営業では、ナイトクラブで収容が認められる客は最多100人。ダンスフロアではマスクが義務。別のグループとは2メートルの距離をとらなければならない。生演奏などライブ活動は禁止。
 
 カラオケ店にグループで一緒に入れるのは5人まで。客の入れ替えに際しては、消毒、15分間の空気の入れ替えが必要。
 
 ナイトクラブ、カラオケ店ともホスト(もてなし役)を置くことはできない。客は入店前24時間以内の感染検査が必要で、検査費用は店側の負担。
 
 パブ、バーはレストランと同じ扱いで、入店前の感染検査は不要。ナイトクラブ、パブ、バーの団体であるシンガポール・ナイトライフビジネス協会(SNBA)には約60店から試験営業に参加したいとの問い合わせが来ている。
 
 団地マーケットでの入場制限では、偶数日、奇数日で入場者を制限する措置がゲイラン・セライのマーケットなど4カ所で緩和された。しかし同4カ所を含む20のマーケットでは引き続き、フェンス設置と入場管理が行われている。

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