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政治

2020年11月5日

復興のための行動制限令、「見直す必要あり」首相

 ムヒディン・ヤシン首相は11月4日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者が再び増加している地域があることから、復興のための行動制限令(RMCO)を見直す必要があるとの認識を示した。
 
 RMCOは行動制限令(MCO)による第一波の封じ込めが奏功した6月10日に発令され、その後12月31日まで延長されたが、首都圏やサバ州など再び条件付き行動制限令(CMCO)が発令された地域もあって状況は改善していない。
 
 ムヒディン首相は「RMCO適用のままとなっているネグリ・センビラン、マラッカ、ジョホール、ペラの各州でも感染者が増加傾向にあり、RMCOを再検討する必要があると思う」と述べた。

■ペナン南西12区、新たにCMCOに指定■


 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は11月4日、ペナン島南西12区が11月6日付けで新たにCMCOに指定されたと明らかにした。期間は19日までの2週間。
 
 またサブリ上級相は、国家安全委員会(NSC)の作業部会が新たな標準的運用手順(SOP)のリストを作成しNSC会議に提出されたことを公表した。詳細は明らかにされていないが、現在実施されているSOPよりさらに厳格化したものになる可能性があるという。

(提供:ASIA INFONET.COM

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