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経済

2020年10月8日

ソーラーベスト、国内最大の水上ソーラーを稼働

 太陽光発電事業のソーラーベスト・ホールディングスはこのほど、首都圏のセランゴール州デングキルで大型の水上太陽光発電所の稼働を開始した。ピーク時の出力は13メガワット(MW)で、水上設置型では国内最大という。ザ・サン・デイリーが10月6日付で伝えた。
 
 砂利開発の跡地である湖に設置した。5,800世帯分の電力を供給し、年1万1548tの石炭を節約できるという。
 
 同社はこれまで、主に地上と屋根上に設置する太陽光発電事業を手がけていた。ただ、デイビス・チョン最高経営責任者(CEO)は、これらを設置できる土地が少ない場所では水上設置型のポテンシャルは高いと説明。水上に設置すると冷却性に優れ、発電効率が高いとしている。
 
 デイビス氏は、東南アジアや台湾で水上太陽光発電事業の機会を模索しているとコメント。セランゴール州だけでも50ヵ所以上の湖があり、商機があるとみている。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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