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経済

2020年9月29日

物流ティオンナム、設備投資に2億リンギ

 物流サービスのティオンナム・ロジスティクスは、設備投資などの資本的支出(CAPEX)に2億リンギ(約51億円)を割り当てる。倉庫の新設を進め、新型コロナウイルス流行後に急拡大する倉庫需要に対応する。国営ベルナマ通信が9月26日付で伝えた。
 
 2億リンギのうち、およそ90%は倉庫新設に充てる。シンガポール北部セノコには面積19万㎡の倉庫を建設。マレーシア・ジョホール州のパシルグダンとケンパスにも倉庫を建設する。全て2022年末までに完成させる予定。一方、残りの10%はジョホール州にある既存倉庫の付帯設備建設やトラック購入に充てる。
 
 新たな倉庫が完成すれば、グループ全体の倉庫面積は現在の540万㎡から600万㎡に拡大する。ティオンナムは、今年3月に新型コロナ対策の活動制限令(MCO)が発令して以降、倉庫需要が急速に高まっており、倉庫拡充によりこれに対応するとしている。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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