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経済

2020年8月21日

1人当たり労働生産性、第2四半期は16%低下

 マレーシア統計局の発表によると、2020年第2四半期の労働者1人当たりの労働生産性は前年同期比で16.0%低下した。新型コロナウイルス対策の活動制限が影響し、前四半期(0.8%低下)から下げ幅が大きく拡大。労働者数は1.3%減少した。
 
 1人当たり労働生産性は産業別で、製造業が17.3%低下、サービス業が15.6%低下、建設業が40.8%低下など。製造業と建設業は2四半期連続の低下で、サービス業は少なくとも16年以降で初のマイナスとなった。
 
 一方、労働1時間当たりの労働生産性は、前年同期比で15.6%上昇。活動制限で労働時間が28.2%減と大幅に落ち込んだためで、上昇率は前四半期(2.1%)を大きく上回った。産業別では製造業が15.2%上昇、サービス業が17.2%上昇などだった。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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