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経済

2020年8月13日

ITのINIX、医療用ゴム手袋生産に参入

 IT(情報技術)企業のINIXテクノロジーズ・ホールディングスは8月11日、ヌグリスンビラン州で医療用ニトリル手袋の生産を開始すると発表した。現地企業リグラン・プロパティーズが所有する工場を買い取り、同社と合弁会社を設立して事業を行う。
 
 工場は敷地面積2万250㎡で、センダヤン工業団地内に立地。INIXは3,500万リンギ(約8億8,900万円)で買収する。合弁会社にはINIXが65%に当たる2,275万リンギ(約5億7,900万円)、リグランが35%の1,225万リンギ(約3億1,000万円)をそれぞれ出資する。
 
 国営ベルナマ通信などによると、まず生産ライン10本を整備し、来年1月にもフル稼働させる。日産能力は400万枚。日産能力が1,000万枚以上の第2工場の建設も計画している。ライン1本当たりのコストは700万〜800万リンギ(約1億7,800万円~約2億400万円)。2工場合計の総投資額は2億5,000万〜3億リンギ(約64億円~約76億円)を見込む。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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