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政治

2020年7月31日

結婚式、葬儀の出席人数制限を緩和、披露宴も試験的に許可

 シンガポール保健省は8月4日から、結婚式、通夜、葬儀の出席人数制限を緩和する。結婚披露宴の開催も試験的に許可する。
 
 結婚式に出席できるのは、結婚する人を含め50人(結婚挙行者と介助者を除く)。通夜、葬儀に同時に参加できるのは遺族を含め最多30人。現行規則では最多20人が通夜、葬儀に出席できる。
 
 結婚披露宴については1回を限度に、ホテル、レストランなど飲食を提供できる施設での開催が試験的に許可される。出席者は結婚する2人を含め最多50人で、安全を確保しつつそのような行事が実施できる床面積のある施設であることが条件。
 
 経済・社会活動を制限する「サーキットブレーカー」期間中(4月7日~6月1日)、結婚式挙行はリモート方式のみ認められた。サーキットブレーカー解除後の第1段階では最多10人が参加しての結婚式が認められ、6月19日からの解除第2段階で人数制限が20人に緩和された。
 
 保健省は「コロナウイルス以前の方法に戻ることはない以上、われわれは期待、生活スタイル、様式を適応させなければならない」とした。

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