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社会

2020年7月30日

不動産開発のナイム、サラワクにプレハブ部材工場

 不動産開発のナイム・ホールディングスは、「工業化建築システム(IBS)工法」と呼ばれるプレハブ工法に用いる建築部材の工場をサラワク州ミリに設ける。投資額は3,000万リンギ(約7億4,200万円)。今後5年でミリと同州クチンに安価な住宅を計2,500戸建設する目標を掲げており、工場設置で住宅開発を加速する。ザ・スター・オンラインが7月27日付で伝えた。
 
 工場は来年初めの操業開始を予定。マレーシアに進出している中国メーカーの技術を使用して部材を生産する。
 
 7月17日に同州ビントゥルの工業用地売却を決めており、売却益の一部を工場建設資金に充てる。キドゥロン工業団地内の更地2筆、計405万6,000㎡をサラワク経済開発公社(SEDC)に売却する契約を交わしており、1億1,581万リンギ(約29億円)の売却益を得られると見込む。
 
 住宅開発用地は、ミリやクチンなど州内各地に計634万㎡を確保済み。住宅の販売価格は30万リンギ(約740万円)前後を予定している。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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