2020年7月29日
マレーシアの新型コロナ感染者が新たに39人、うち28人は国内感染者
マレーシア保健省(MOH)は7月28日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から39人増えて8,943人になったと発表した。
新規感染者のうち11人は海外で感染した帰国者で、28人がサラワク州(21人)、ケダ州(5人)、サバ州(2人)で感染した国内感染者だった。また新たに6人が退院し回復者数は8,607人に増加した。死者数は3日連続ゼロで、124人を維持した。
8月1日から施行される外出時のフェイスマスク着用の義務付けについて保健省のノール・ヒシャム事務次官は7月27日、最初の焦点はバスや電車などの公共交通機関に当てられると言明。交通機関のフル稼働により社会的距離の確保が難しいとし、個人間のコンプライアンスが重要だとした。フェイスマスク着用により新型コロナの感染拡大を60%抑えることができるという。また今回の発令は「1988年感染症予防管理法(342法)」に基いたものであり、違反がみつかった場合には1,000リンギ(約2万5,000円)の罰金が科される場合があると強調した。
(提供:ASIA INFONET.COM)