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国際

2020年7月28日

長期就労査証所持者のマレーシアとの往来、8月10日申請受け付け

 シンガポールとマレーシアの外相は26日、ウッドランズとジョホールを結ぶ連絡橋(コーズウエー)上で会談を持ち、長期就労査証所持者のビジネス目的の相手国訪問について、8月10日から申請受け付けを始めることで合意した。手続き面の詳細は数日中に発表する。
 
 両外相は、労働者が相手国に毎日、通勤目的に国境を通過する慣例をいずれ復活させることでも合意した。この先2~3週間の両国におけるウイルスの感染状況を見てから、本格的に検討するかを決める。
 
 両国は特別な配慮が必要な人の相手国訪問も容認する方針だ。シンガポールのビビアン・バラクリシュナン外相によると、相手国に両親や祖父母が住んでいるという例は多数あり、祖父母が入院した、または死亡したため相手国への入国を許可してほしい、といった要望が多数寄せられている。
 
 長期就労査証所持者に対する就労地への入国許可では、入国前のウイルス感染検査と旅程提出を義務付ける。就労地では少なくとも3カ月間、連続して就労すれば、休暇目的に短期間、帰国を認め、再度就労のための入国を許可する。

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