シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP20年のゴム手袋生産、当初予想上回る2,220億枚へ

経済

2020年7月22日

20年のゴム手袋生産、当初予想上回る2,220億枚へ

 マレーシアゴム手袋製造業者協会(MARGMA)は、国内の2020年のゴム手袋生産量が当初の予想より200億枚(10%)多い2,200億枚になるとの見通しを発表した。新型コロナウイルス流行前には前年比12〜15%増とみていたが、コロナ禍で世界需要が拡大する中、伸び率は20%になるとの見込みだ。ニュー・ストレーツ・タイムズが7月20日付で伝えた。
 
 マレーシアは世界最大のゴム手袋生産国で、20年第1四半期の生産量は550億枚。うち99.6%を輸出した。
 
 一方、MARGMAのスプラマニアム副会長は、新型コロナで世界需要が急拡大しており、業界では新たに2万5,000人を雇用する必要があると指摘した。現在は約7万1,800人が働いている。うち2万8,000人がマレーシア人、4万3,800人が外国人で、同副会長は、「今後は長い期間を経て外国人の雇用を徐々に減らしていく努力をする」と述べた。なお政府は、新型コロナの影響を受け、20年後半に外国人の新規採用を停止する決定を下している。

(提供:亜州ビジネスASEAN

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP20年のゴム手袋生産、当初予想上回る2,220億枚へ