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経済

2020年7月17日

20年のゴム手袋輸出26%増=HLIB

 投資銀行のホンリョン・インベストメント・バンク(HLIB)は、2020年のゴム手袋輸出額が218億米ドル(約2兆3,348億円)に上るとの予想を発表した。19年の178億リンギ(約4,464億円)から26.0%増える見通し。新型コロナウイルス流行で世界需要が20%伸びるとみているマレーシアゴム手袋製造業者協会(MARGMA)の予測を反映した。ニュー・ストレーツ・タイムズが7月15日付で伝えた。
 
 20年1〜3月の輸出は枚数ベースで前年同期から16.3%増、金額ベースで14.0%増。HLIBによれば、需要増で発注から納品までのリードタイムは少なくとも半年以上、長ければ1年以上に延びているという。
 
 拡大する需要に対応するため、マレーシアのゴム手袋業界は2万5,000人を新たに雇用する必要があるとHLIBは指摘。うち外国人労働者が1万5,000人必要になるとした。ただ政府が6月末、新型コロナ流行の影響で外国人労働者の新規受け入れを20年末まで停止する決定を下したことで、労働者不足が懸念されるとし、メーカーは工場自動化をさらに推し進める必要があるとしている。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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