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政治

2020年7月15日

マレーシアとの陸路での人の往来、8月10日から再開

 シンガポールのビビアン・バラクリシュナン外相とマレーシアのヒシャムディン・フセイン外相は14日、長期就労査証を所持している者の相手国への陸路での入国を互いに認めることで合意した。ビジネスマンによる必須業務目的の相手国への入国も許可する。8月10日から実施する。
 
 マレーシアが交付した長期就労査証を所持するシンガポール居住者とシンガポールが交付した長期就労査証を所持するマレーシア居住者が対象で、シンガポールで働くマレーシア人が大多数を占める。
 
 入国してから少なくとも3カ月間、継続して就労すれば短期間、母国に戻ることができ、その後も同様に、相手国で少なくとも3カ月間、連続して働くことが条件。
 
 両国は、労働目的に毎日相手国に通勤する慣行の再開でも原則合意した。ウイルス感染拡大で国境往来が規制される前、30万人余りのマレーシア人がシンガポールに通勤していた。
 
 マレーシアが3月18日に行動制限を敷いたため、シンガポールで働く一部のマレーシア人はシンガポールにそのまま在留している。

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