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政治

2020年7月14日

外国人12人を国外追放、ウイルス関連規則違反で

 警察と移民検問庁(ICA)は13日の共同声明で、コロナウイルス関連規則に違反したとして、外国人12人を国外追放したと明らかにした。これ以前にも6月下旬、外国人7人が他の世帯の者と会い、会話し飲酒したとして「サーキットブレーカー」違反で罰金8,000~9,000Sドル(約62万~70万円)を命じられ、6人が就労査証を取り消された。
 
 国外追放されたのはマレーシア人男性、中国人女性およびインド国籍の10人。マレーシア人は友人を自宅に招き飲酒を共にしたため罰金と就労査証取り消しの処分を受けた。
 
 中国人女性は居住するコンドミニアムにシンガポール人男性を2回にわたり招き入れ、100ドルで性的サービスを提供したため、懇親会禁止の規則に違反したとされた。インド国籍の10人も懇親会を開いた罪で罰金を言い渡され、就労査証を取り消された。
 
 13日は映画館が営業再開を認められた日でもあり、平日だったため観客数は少なかった。しかし日本アニメ映画には予約が殺到した。映画館の営業再開では、観客数を50人以下に制限する、などのセーフ・ディスタンシングが義務付けられているが、最大手ゴールデン・ビレッジ・マルチプレックスによると、日本アニメ「僕のヒーローアカデミア」と「デジモンアドベンチャー」には、観客数制限もあり、予約が殺到したという。

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