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経済

2020年7月10日

東南アジアのプライベートエクイティー取引、3件はシンガポール

 第1四半期の東南アジアにおけるプライベートエクイティーおよびベンチャーキャピタルによる出資取引上位案件のうち3件はシンガポールを拠点にする企業への出資だった。アーンスト・アンド・ヤングが発表した。
 
 全体の取引は141件、額にして14億米ドル。件数では前年同期比9%減で、額では65%減だった。取得資産の売却はほとんどなかった。
 
 最大の案件は配車サービスのグラブ・ホールディングスに対する出資(7億600万米ドル)で、三菱UFJイノベーション・パートナーズとクルングスリ・フィノベートが中心になって出資した。
 
 シンガポール企業が絡むほかの主要2件は、電子商取引業ショップバックへのコンソーシアムによる出資(7,500万米ドル)と、太陽光発電のサンシープに対する別のコンソーシアムによる出資(3,700万米ドル)で、国営投資会社のテマセク・ホールディングスが両コンソーシアムに加わっている。

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