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日系企業・社会

2020年7月10日

長瀬産業、食品素材ラボを開設

 化学系専門商社の長瀬産業は7月9日、現地法人の長瀬シンガポールが食品素材の研究施設を10日に開設すると発表した。東南アジアやオセアニア、中東地域の食品・飲料メーカーを主なターゲットとし、グループが取り扱う食品素材を用いたソリューションの提供や、実演・講習会などを行う。海外で同様の拠点は、昨年8月に開所した中国・アモイに次ぐ2ヵ所目となる。
 
 食品素材ラボ「リージョナル・イノベーション・センター」を開設する。グループの製造子会社、林原が日本では東京と岡山で展開しているもので、長瀬シンガポールと林原が共同で運営。林原の主力製品である多機能糖質「トレハ」や、グループ企業が生産する酵素製剤などを使用し、各国の食文化や味付けによって異なるニーズをふまえたレシピ提案などを行う。
 
 従業員数は3人。施設の面積は331㎡で、分析や試作などに使う各種機器を備える。

(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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