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政治

2020年7月6日

映画館・ホテルの営業再開を許可へ、いずれも「集団」形成を監視

 情報通信・メディア開発庁(IMDA)は13日から映画館の営業再開を許可する。3カ月半ぶりの再開だ。またホテルも客の受け入れを再開することができるが、ウイルス感染拡大を予防するための措置を作成し、シンガポール政府観光局(STB)の許可を事前に得る必要がある。
 
 映画館では客が利用する座席間の距離を1メートルとらなければならず、1館当たり客数も50人以下に制限される。家族や友人の場合、最多5人まで「距離1メートル」が免除される。客は飲食時以外、館内では常時マスクを着用しなければならない。
 
 ホテルが再開できるのは、レジャー目的の宿泊客の受け入れとキッズクラブなど子ども向け娯楽スペースの営業。しかしホテルは、◇ロビーの客数を制限◇客に宿泊目的の申告を要請◇自室にいる時以外、客にマスク着用を要請――などの措置を講じなければならない。自宅待機指示を受けた者のため客室を提供しているホテルは、一般客とはフロアまたは棟を別にしなければならない。

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