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社会

2020年6月29日

動物園・ユニバーサルスタジオ・バードパークなど、1日から営業再開

 シンガポール動物園など観光・娯楽施設13カ所が7月1日からの営業再開を認められた。ウイルス感染を防ぐための措置が当局から適切と判断された。これらの観光施設は4月7日の「サーキットブレーカー」発動以降、閉鎖されており、約3カ月ぶりの再開となる。
 
 シンガポール政府観光局(STB)によると、営業再開を許可されたのは、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのフラワードーム、ジュロンバードパーク、リバーサファリ、動物園、マリーナ・ベイ・サンズのカジノとスカイパーク展望台、リゾート・ワールド・セントーサのアクエリアム、カジノ、ユニバーサルスタジオなど。ほとんどの施設で入場制限(定員の25%以下)が敷かれる。
 
 ほかの観光・娯楽施設、またツアー業者も、ウイルス感染拡大を防止する措置を組み込んだ営業再開許可をSTBに申請できる。
 
 3カ月近い休業で経営状態は厳しく、チー・ホンタット閣外上級相(通産担当)はフェイスブックへの投稿で、ワクチンが開発されるまで外国人観光客が以前の水準に戻るのは難しいとして、国民、住民にこれら再開された施設を訪れることで、経営を支えるよう呼び掛けた。客は観光・娯楽施設でセーフ・ディスタンスなど「社会的に責任ある行動」が求められる。

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