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政治

2020年6月18日

メードの休日外出、スポーツ施設利用、介護施設訪問などの指針発表

 行動制限解除の第2段階を19日に控え、外国人メードの休日外出、スポーツ施設の利用、高齢者介護施設への外部者の訪問などに関し、関係当局は規制、指針を17日、発表した。
 
 メードは休日の外出を再開できるが、平日に休日を取る場合、外出には雇用主の許可が必要。感染者接触を突き止めるアプリをダウンロードした携帯端末の携行を義務付ける。友人らとの集まりは5人以下で、メードのたまり場であるシティープラザ、ラッキープラザ、ペニンシュラプラザなど込み合った場所での集まりは禁止。メードが集まりそうな場所を人材省の執行官が巡回し、多数が集合している場合は解散を指示し、従わない場合は罰金や就労査証取り上げの対象とする。
 
 スポーツ施設利用では、政府機関のスポートシンガポールによると、運動、スポーツの際の他人との距離は2メートル、室内での激しい運動の場合は3メートルの確保を義務付ける。室内空間の利用者数も制限する。団体での活動は5人以下とするが、別にコーチ1人が加わるのは構わない。2グループ以上が同一の場所で活動する場合、グループ同士の交流は禁止。バスケットボールなどスポーツ器具の共有も原則禁止。ほかの活動同様、入場者チェック、接触者アプリを義務付ける。
 
 介護施設の住人を訪問できるのは2人までで、1日の訪問者は1人まで。訪問時間は30分以内。デイケアセンターでのサービスは29日から再開を認める。ウイルス検査を受け陰性の者のみ職務に当たれる。

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