シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP4月の失業率5.0%、1990年以降で最悪

経済

2020年6月17日

4月の失業率5.0%、1990年以降で最悪

 マレーシア統計局が6月15日発表した2020年4月の失業率は5.0%となり、前月から1.1ポイント、前年同月から1.6ポイント上昇した。新型コロナウイルスの流行とその対策である活動制限措置(MCO)で経済活動が停滞し、1990年以降で最悪となった。
 
 失業者数は77万8,800人で、前月比で27.6%、前年同月から48.8%それぞれ増加した。労働力人口は1,571万人で前年同月から0.6%増加したものの、伸び率は14年9月以降で最低。就業者数は1493万人で前年同月から1.0%減少した。労働参加率は68.1%で、前年同月から0.5ポイント低下。一方、外国人労働者数は735万人で、前年同月を2.2%上回った。
 
 失業率は17年8月以降に3.3〜3.4%で推移し、19年10月に3.2%へ低下。その後は20年2月まで3.2〜3.3%で推移したが、新型コロナ禍で3月は3.9%に悪化していた。

(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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