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金融

2020年6月15日

台湾・遠東商銀が進出強化、「香港リスク」視野に

 台湾の大手コングロマリット(複合企業)、遠東集団(ファーイースタン・グループ)の徐旭東(ダグラス・シュー)董事長は6月11日、傘下の遠東国際商業銀行(ファーイースタン・インターナショナル・バンク、FEIB)の海外事業について、香港の将来のリスクに備えてシンガポールやベトナムなどアジアの他の拠点を拡張する考えを示した。台湾・経済日報が12日報じた。
 
 遠東商銀の海外支店は現在、香港の1カ所のみ。シンガポールとベトナム・ホーチミン市への事務所設置は既に現地当局の認可を受けているものの、新型コロナウイルスの影響で開設が遅れている。新型コロナの流行が抑制された後、早期開設に取り組む。
 
 徐董事長は、香港の国際金融センターの地位が直ちに取って代わられることはないが、将来打撃を受けた場合は機動的に対応すると強調した。
 
 台湾の金融業界では、中堅金融持ち株会社の元大(ユアンタ・フィナンシャル・ホールディングス)が今週、香港の将来が不安なため、証券・先物子会社をシンガポールに進出させると表明したばかり。

(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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