シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPSIAが大阪便などを再開へ、乗り継ぎ容認では専用待合所整備

経済

2020年6月12日

SIAが大阪便などを再開へ、乗り継ぎ容認では専用待合所整備

 シンガポール航空(SIA)は6月から7月にかけ複数の国際便を再開する。現在運航している路線では増便する。再開を予定している乗り入れ先は、大阪、香港、メダン、アムステルダム、バルセロナ、セブ、オークランド、メルボルンなど。
 
 SIAは乗り継ぎ便の運航も許可された。これを受けチャンギ・エアポート・グループ(CAG)はコロナウイルス対策として第1と第3ターミナルに乗り継ぎ客専用の待合所を整備した。
 
 チャンギ空港で乗り継ぎができるのは、豪州のアデレード、ブリスベーン、メルボルン、パース、シドニーか、ニュージーランドのオークランド、クライストチャーチから出発し、SIAおよびグループのシルクエアーや格安航空スクートが乗り入れている都市に向かう旅客。
 
 待合所整備は乗り継ぎ客と一般客を分けるのが目的。待合所入り口では検温を行い、乗り継ぎ客は便を待つ間、マスクを着用し、他人との距離を保たなければならない。職員もフェイスシールド、手袋を着用する。待合所では軽食や飲み物、免税品を購入できる。
 
 シンガポール当局は5月23日、観光、出張など短期滞在目的の入国、乗り継ぎを禁止していた。

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