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経済

2020年5月25日

第1四半期の生命保険料収入が増加、将来に備え

 シンガポール生命保険協会(LIA)によると、1~3月期の加盟各社の保険料収入(新規加入分)は9億6,580万Sドル(約729億円)で、前年同期比10%の増加だった。増加は将来に備えた行動と考えられるという。しかし社会・経済活動を制限する「サーキットブレーカー」の導入、失業者の増加、予想される景気後退でこの先、保険加入は減少が予想されるという。
 
 年払い保険の保険料収入は同3%増の6億7,240万Sドル(約507億円)、一回払い保険の保険料収入は31%増の2億9,340万Sドル(約221億円)だった。退職年金保険の保険料収入は1.8%減の1億700万Sドル(約80億円)で、全体の11%を占めた。個人向け医療保険の収入は5%増の1億180万Sドル(約7億6千万円)。購入された保険商品は全体で4%減の1万1,713件だった。
 
 生保業界で働く人は359人の純増で、3月末時点の社員数は計8,668人になった。

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