2020年5月18日
パーム油のFGVがインド進出、現地企業と合弁
アブラヤシ農園大手のFGVホールディングスは、子会社のFGVトレーディング(FGVT)がパーム搾油工場のエンジニアリングなどを手掛けるインド企業、プレユニークと合弁会社の設立契約を結んだと発表した。持株比率はFGVTが70%、プレユニークが30%。インド国内に設立し、南部地域をターゲットとして加工食品市場に参入する。
FGVTは当初、パーム原油(CPO)やパーム精油を輸出する。また、合弁会社を通じて市場調査に着手し、農業、プランテーション、食品・非食品の加工工場、消費財関連ビジネスに取り組む。
FGVのハリス・ファジドラ・ハッサン最高経営責任者(CEO)はインド進出について、「13億人以上の人口を抱える市場の成長見通しは巨大だ」と期待感を語った。