ムスタファ・センターが営業再開、入店待ちの列

　リトルインディアのムスタファ・センターが7日、約1カ月ぶりに営業を再開した。4月2日、コロナウイルス感染のクラスターに指定され営業停止を命令されたが、スーパーマーケット部分のみの営業再開を6日、許可された。
 
　営業は午前9時半～午後11時半で、来週には24時間営業に戻す。ビル管理責任者のシャミム・アハマド氏によると、一部の棚を移動または撤去しスペースを広くした。床にはソーシャル・ディスタンシングのためのステッカーを貼り、監視員も配備した。
 
　入店に際し客はQRコードをスキャンすることで個人情報を提供する。店は入場制限を敷いているため一時に入れる客は325人。店員も通常（130人）より少ない60人にした。
 
　入店待ちをしていた客によると、ムスタファ・センターはほかの店では扱っていない商品を扱っているため、買い物に来たという。
 
　保健省のウイルス感染者統計によると、7日に確認された感染者は741人で、ドーミトリー滞在の外国人労働者が97％。累計感染者は2万939人で、死亡者は20人。死亡率は0.095％になる。