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経済

2020年4月28日

インダ島の発電所、韓国電力公社に権益25%売却

 不動産開発のタドマックス・リソーシズは、発電事業の特別目的事業体(SPV)であるプラウ・インダウ・パワープラント(PIPP)の株式25%を韓国電力公社(KEPCO)に4,175万リンギ(約10億2,700万円)で売却することで合意した。資金はPIPPが手がける発電所の建設に充てる。
 
 PIPPはセランゴール州のインダ島で出力1,200メガワット(MW)のガス火力発電所建設を計画。投資額は33億リンギ(約812億円)で、資金の8割はイスラム債の発行で、残り2割は内部資金やKEPCOへの株式売却で得た資金で賄う。
 
 この発電所はBOO(建設・所有・運営)方式で進める。国営電力テナガ・ナショナルに21年間にわたり売電することが決まっている。

(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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