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経済

2020年4月27日

失業率が過去最悪の13%も、コロナで=経営者連盟

 マレーシア経営者連盟(MEF)は、新型コロナウイルス流行の影響で国内の失業率が過去最悪の13%に上る可能性があると警鐘を鳴らしてる。ザ・スター・オンラインが4月22日付で伝えた。
 
 マレーシア統計局によれば、2020年2月の失業率は3.3%で、失業者数は52万5,200人。マレーシア中央銀行は新型コロナで失業率が4%、失業者が62万9,000人に悪化すると予想しているが、MEFは、早期に新型コロナを抑制できなければ、失業率は13%、失業者は200万人に上ると試算している。
 
 MEFのシャムスディン・バーダン代表は、労働市場には新たに50万人の新人が参加するが、これらを含めなくても過去最高の失業率になる恐れがあるとコメント。現状で採用を希望する企業はないとした。また政府が打ち出した支援策は企業のプラスになるものの、十分ではないとしている。
 
 失業率が過去最悪を記録と予想するのはマレーシア経済研究所(MIER)も同様で、失業者は240万人に上ると試算。このうち約67%がスキルのない労働者だとしている。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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