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経済

2020年4月15日

荷役サービスPSA、サウジでコンテナターミナルを開発・運営

 港湾運営PSAの国際部門子会社、PSAインターナションはサウジアラビアのダンマーム(ダンマン)のキング・アブドゥルアジズ港で開発されるコンテナターミナルの唯一の運営業者に指名され、契約を交わした。
 
 建設・運営・返還方式でコンテナターミナルを2カ所、開発・運営するもので、PSAインターナショナルとサウジの公共投資ファンドの合弁会社、サウジ・グローバル・ポート(SGP)が開発・運営主体としてサウジ港湾庁と契約を結んだ。事業費は26億Sドル(約1,963億円)相当。
 
 ダンマームはペルシャ湾に面した港市。SGPは同港を、年間750万TEU(20フィートコンテナ換算)のコンテナを取り扱うことのできる港に近代化する。
 
 署名式はビデオ会議を利用し行われ、コー・ブンワン運輸相、サウジのサレー・アル・ヤセル運輸相らが立ち会った。
 
 コー運輸相はフェイスブックへの投稿で、「サプライチェーンを維持するための投資で、港湾、海運ネットワークが機能を停止すれば、マスクや医薬品を患者のもとに届けることができない」と書き込んだ。

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