新規感染者が最多更新、オンライン授業にズームとグーグルミートを活用

　13日に新型コロナウイルス感染が確認された人は386人で、日ベースでの過去最多を更新した。共同寝室で生活する外国人労働者に感染者が多かった。感染者の累計は2,918人。
 
　国立感染病センター（NCID）のバスー臨床部長は、感染の連鎖を断ち切るための「サーキットブレーカー」の順守を強く国民に求める声明を出した。
 
　ソーシャル・ディスタンシングを守る人が増えているが、依然として、複数人での運動、家族以外の者との集まりなど濃厚接触が見られる。日曜、月曜の2日間で400人が違反行為で罰金を受けた。
 

オンライン授業にズームとグーグルミートを活用

　学校閉鎖で学生は自宅学習を余儀なくされているが、学習指導に教師が活用しているのが米ズームビデオコミュニケーションズのウェブ会議システムとグーグルの同様のシステム、グーグルミートだ。
 
　ズーム利用ではハッキング行為があり、ビデオ授業の合間に卑猥な画像が流された。このため教育省はセキュリティーを3重にする対策を講じ、利用再開を許可した。グーグルもセキュリティー対策を強化。基本サービス利用にパスワード入力は不要だったが、これを改めた。
 
　同省のアーロン・ロー技術部長は、自宅学習に移行したため、ビデオ会議プラットフォームが教師と生徒をつなぐ重要なツールになっていると述べた。