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経済

2020年3月30日

ゴム手ハルタレガ、セ州に工場用地を追加取得

 ニトリル手袋世界大手のハルタレガは3月25日、2億6,310万リンギ(約66億円)を投じて首都圏のセランゴール州セパンに38万4,900平方メートルの工場用地を取得すると発表した。中長期的にセパン拠点の生産拡大を図る計画の一環。
 
 100%子会社のハルタレガNGCを通じ、地場の不動産投資会社ボーナス・エッセンシャル(BESB)から土地を買い取ることで契約を交わした。2022年下半期に取得手続きを終える。
 
 土地は拡張工事を行っている既存工場のそばに位置。この拡張工事は21年に終える予定で、その後も新たな土地を活用して生産能力を高める。
 
 ハルタレガは昨年7月、設備投資などの資本的支出(CAPEX)に3年で6億3,000万リンギ(約157億円)を投じると発表。その時点でセパンの生産拠点には累計18億リンギを投資しており、生産ライン60本、従業員7700人で、毎時4万5000枚のゴム手袋を生産していた。

(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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