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経済

2020年3月26日

2月新車販売は前月比5%減、新型コロナで下火

 マレーシア自動車協会(MAA)が発表した2020年2月の国内新車販売台数は、前年同月比1.5%増、前月比5.3%減の4万403台だった。新型コロナウイルスの影響で販売が下火となり、メーカーによる新モデル発表も遅れている。ザ・サン・デイリーなどが24日付で伝えた。
 
 セグメント別にみると、乗用車は前年同月比0.1%減、前月比6.3%減の3万6,702台。商用車はそれぞれ19.9%増、5.8%増の3,701台だった。一方、2月の生産台数は前年同月比1.1%増、前月比11.1%減の4万371台。乗用車がそれぞれ3.2%増、10.9%減の3万7,893台。商用車が22.3%減、14.2%減の2,478台だった。
 
 1〜2月の販売台数は前年同期比5.9%減の8万3,055台。乗用車は6.3%減の7万5855台、商用車は1.0%減の7,200台だった。1〜2月の生産台数は9.1%減の8万5,787台。乗用車が7.9%減の8万420台、商用車が23.8%減の5,367台だった。
 
 MAAは3月の販売がさらに落ち込むと予想。全国規模の移動制限措置がとられている影響で、ショールームや車検場が閉鎖しているためとしている。
 
 19年の新車販売は前年比1.0%増の60万4287台。国内経済と雇用情勢が安定する中、メーカーによる新モデル投入や販促活動が奏功し、16年以降では最高を記録した。MAAは20年の新車販売が前年比0.4%増の60万7,000台になると予想しているが、これは新型コロナの影響を加味していない。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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