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社会

2020年2月24日

ハノーバー・メッセのアジア版、契約更新で25年まで開催

 世界最大の専門展示会ハノーバー・メッセのアジア版「アジア太平洋インダストリアル・トランスフォーメーション」見本市が2025年までシンガポールで開催されることになった。
 
 ハノーバー・メッセやCeBIT(セビット)など年間40~50の国際見本市を主催運営する、ドイツ最大の見本市運営会社ドイツメッセとシンガポール政府観光局(STB)、ドイツメッセの提携相手シングエクスは同見本市を21年から25年まで開催することで合意し、覚書を交わした。3者は18年から20年にかけシンガポールで開催する契約を交わし、すでに2回開催した。
 
 経済開発庁(EDB)のリム・コクキアン総裁補は、同見本市は製造分野の最先端技術の域内での採用を加速する強力なプラットフォームとなると述べた。
 
 ドイツメッセはシンガポールに東南アジア地域本部を設けることも発表した。STBと協力し新たなイベントの開発、シンガポールでの開催を推進する。
 
 地域本部長に就任するローバッハ氏は、シンガポールは会議・見本市開催地としてのビジネス生態系がしっかりしており、域内業務拡大の拠点として理想的だ と語った。

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