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経済

2019年11月19日

経済は内需が支える、格付け会社RAM見解

 
 格付け会社のRAMレーティングスは、外需が不安定な中、経済を支えるのは内需とし、今年の国内総生産(GDP)は4.5%の増加になるとの予想を示した。
 
 保護貿易主義の台頭、貿易政策がどこに向かうかの予測不能など先行きは不透明で、世界経済の退潮に歯止めがかかる兆候はほとんど見られないという。
 
 RAMは、金融、財政の両面から内需刺激策をとることが経済の下振れリスクを緩和するとみており、中央銀行バンク・ネガラは来年、政策金利を再度引き下げ、2.75%にする可能性があるとした。
 
 RAMが取りまとめた企業信頼指数から判断して、内需志向の企業の業績は安定しており、また最も内需志向の強い建設とサービス業は過去数年、製造業に比べ賃金上昇率が安定していたという。

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