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経済

2019年11月14日

エアアジア・グループ、子会社支援で発着枠を移転

 
 格安航空エアアジア・グループは11月11日、クアラルンプール/シンガポール線の発着枠2つを、エアアジア・ブルハド(AAB)から姉妹会社のエアアジア・エックス(AAX)に移転すると発表した。経営が苦しいAAXへの支援が目的。
 
 枠は1日2便で、ロイターによると、AAXは広胴型エアバスA330を採用する。日本、中国、インド、韓国からクアラルンプール経由でシンガポールに向かう旅客の利便性が増す。
 
 クアラルンプール/シンガポールは航空機の往来頻度が世界最多の路線。広胴型機を採用することで輸送能力がこれまでの2倍になる。
 
 AABとAAXは同2枠の運航で得られた営業利益を等分する。AAXの6-8月期決算は約2億リンギの赤字だった。
 
 同路線ではマレーシア航空とシンガポール航空が共同運航の強化で合意している。(ザ・スター、11月12日)

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